【ローテ】ウルガエンペ
性格:れいせい
特性:げきりゅう
持ち物:こだわりメガネ
実数値:191-x-114-173-121-58(最遅)
技構成:なみのり/ハイドロポンプ/れいとうビーム/くさむすび
【備考】
・雨または激流波乗りで187-111メタグロスまで確定1発
・A182鉢巻逆鱗超低乱数二発(0.39%)
・火力強化アイテムなしC179の10万ボルトまで確定耐え
(臆病C極振りライコウの10万ボルトを激流圏内で耐える)
・A上昇補正性格のA極振りバンギラスの鉢巻けたぐり最高乱数以外耐え
性格:なまいき
特性:ふゆう
持ち物:ラムのみ
実数値:227-x-172-95-165-82(最遅+1)
技構成:サイコキネシス/トリックルーム/あまごい/ねむる・ひかりのかべ から選択
【備考】
・控えめキングドラの雨珠ハイドロポンプ1.5耐え
・カイリューの1舞いジュエル逆鱗確定耐え
性格:いじっぱり
特性:さめはだ
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:183-200-116-x-105-154
技構成:ドラゴンクロー/ダブルチョップ/じしん/逆鱗
性格:おくびょう
特性:プレッシャー
持ち物:ゴツゴツメット
実数値:191-x-123-145-110-155
技構成:10まんボルト/ねっぷう/ひかりのかべ/はねやすめ
性格:おくびょう
特性:ほのおのからだ
持ち物:むしのジュエル
実数値:161-x-100-182-125-156
技構成:だいもんじ/むしのさざめき/はねやすめ/ちょうのまい
【備考】
・A200逆鱗確定耐え
・1舞いで準速スカーフガブリアス抜き
・1舞いジュエルさざめきで無振りガブリアスを相当余裕をもって確定1発
性格:いじっぱり
特性:テクニシャン
持ち物:いのちのたま
実数値:159-200-102-x-82-95
技構成:タネマシンガン/マッハパンチ/ストーンエッジ/きのこのほうし
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あーさん氏のラティエンペクレセ構築(http://asan4.blog.fc2.com/blog-entry-10.html)が非常に優れていると感じたため、これを参考に作成したPTである。
あーさん氏の構築の、雨乞いクレセと眼鏡エンペルトを組み合わせたトリル軸はそのままにし、非トリル下でも対応出来る様に上から殴るアタッカーとしてウルガモスをプラスした。
メタグロスやシュバルゴ程エンペルトは耐性・耐久が鋼アタッカーとして優秀ではないため、エースとして動けるポケモンがエンペルトのみであれば、非トリックルーム下で相手にかけられる圧力が不足していると考えた。エンペルトでは対応しきれないナットレイやキノガッサにも圧力がかけることの出来るという観点から今回はウルガモスを採用している。
以下に選出例を示しながら立ち回りについて解説する。
選出例(1)
/oror
(後ろ)
最も理想的且つ基本的な選出である。
ゴツゴツメットサンダーやスカーフガブリアスで削り、終盤クレセリアでトリックルーム→雨乞い→波乗り で全抜きを予定した選出となっている。
序盤非トリル下でエンペルトを動かす立ち回りも考えられるが、前述の通りエンペルトは弱点をとられやすいポケモンであるため、よっぽど確実な行動保証がない限りあまりすべきでない行動であると思われる。エンペルトを失った途端に本来予定した勝ち筋とは全く違うものを模索しなければならないので、非常に綱渡りな試合の展開になることが予測される。
選出例(2)
/or
(後ろ)
ナットレイ、キノガッサ、ローブシン等、トリル→雨乞い→波乗りのステップだけでは突破出来ないポケモンが相手のPTに多く含まれる場合に行う選出である。後ろと前に置くポケモンは、臨機応変に逆にしていいだろう。
選出例(1)と基本的な立ち回りは変わらないが、終盤エンペルトで処理しきれなかったポケモンを蝶の舞を積んだウルガモスで倒すことを予定している。実際にPTを回してみると、トリックルーム下でウルガモスが蝶の舞をし、終盤虫のさざめきを連打するという展開が多かった。
【所感】
何よりエンペルトの火力が素晴らしかった。雨下の波乗りで等倍以上であればほぼすべてのポケモンをワンターンキルすることが出来、ラティオスの様なお互いが半減しあうポケモンにも大概打ち勝て、非常に使いやすいポケモンだと感じた。また、今回初めて採用してみたウルガモスであるが、ウルガモスを軸にPTを組むことは難しそうだがトリルアタッカーと組ませる二枚目のエースとしては優秀であると感じた。
PTのデメリットして、相手のサンダーが重いことがあげられる。PT全体として電気が一貫していることに加えて、霊獣ボルトロスは雨波乗りで倒せるのに対して、サンダーは高耐久のものも多く、波乗り1発で倒せる保証がないことが原因である。エンペルトは非常に優秀なトリルアタッカーであると確信を持って言えるので、この問題点を見直しつつさらにエンペ構築を煮詰めて行きたい。
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【追記】
前回掲載した雨シュバルゴ構築(http://obaldesu.hatenablog.com/entry/20130213)、オノノクスをドラゴンジュエルカイリューにした方が使いやすかった。
今回のウルガエンペ構築にも通じることであるが、トリルアタッカー+りゅうまいorちょうまいは非常に相性がいいと感じた。上から殴るポケモンとトリル下で殴るポケモンを共存させることは一見矛盾してるように思われるかもしれないが、非トリル下でもトリル下でも圧力をかけつつ、トリル下で舞うことによってトリルが切れても再びそのまま殴り続けることが出来、とにかく拓を減らして一貫を求めて行くことが出来た。S及び火力を上げる積み技+トリルアタッカーという軸はエンペルト・シュバルゴ以外にも応用できそうである。